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個人アプリ開発を続けた記事を読んだ

個人アプリ開発を続けた記事を読んだ

ヒット作が出ないまま 10 年間個人アプリ開発を続けたエンジニアの末路| dancingpandor | note

読んだ。

僕は個人開発初心者だし、収益を出せるようなものを作ったことはないのだけど、この記事を書いた人は大量にアプリを作っていてシンプルにすごいと感じた。

東京都の平均給与より多少高いぐらいです。

ものすごい収益も出てるし。ちなみに東京都の平均給与を調べたら 620 万円くらいらしいです。結構高い。たぶん中央値を調べたらもっと下がる気もしますが。

キヤノンに限らず日系大手メーカーでは、ソフトウェア開発を子会社に丸投げし、それらの会社を管理するのが主な仕事です。

このままだと技術力が身につかず、ただのおっさんになってしまうという危機感が半分と、単純にプログラミングが好きで何か作りたかったからが半分で、個人開発をはじめました。

ここらへんはとてもよく分かる。自分も新卒でデカい SIer に入ったけど、同様の思いがあって 1 年ちょいで退職した。研修(といっても役立つことはほとんどなかった)の期間が 8 ヶ月と長く、実際に配属されてからでいうと半年くらいしか働かなかった。それでも「ここに居続けたら技術力はまったくつかないし精神が消耗していって鬱になりそうだしクオリティの高いなにかが生まれそうにもない」という考えは今も間違っていないと思うしすぐに転職活動をした当時の自分に今でも感謝している。

個人開発のアプリを出して収益を得るのは、やっぱりスマートフォン向けのアプリが大半を占めている感じがする。有名な Inkdrop はデスクトップ版もあるけど、ああいうのは稀な感じがする。

スマートフォンアプリの個人開発だけで食っていけるようになるには、この記事くらいの手を動かす熱量と技術と、あとは市場に関する調査が必要で、それらを正しく行ったとしても売れるとは限らないというのが難しいところでもあり面白いところなんだろうなあと思う。記事内でも気分転換に作ったアプリが一番ダウンロードされたということが書いてあるし、思ったようにはいかないんだなあと思う。

会社のプロダクトでは使えないような新しい技術を試せる

自分が欲しいアプリを自分で作ることができる

個人開発のいいところはやっぱりこういうところだなあと思う。自分も「自分がほしい」と思ったものを作るときが一番楽しいし結果につながるという感覚はある。まあほとんど個人開発でサービスを出したことがないので感覚ですが……。

会社のプロダクトとは別で自分が試したいものを試したり好き勝手できたりするのでシンプルに楽しいんですよね。このサイトを作っているときもとても楽しかった。

2022 年は(この記事に触発されたのもあるけど)もっと個人開発していきたい。